ギャラリーさとう
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ギャラリーさとうのコラム(14)


前田美也子さんの『着物を洋服に…』展を終えて
――なぜ?前田さんの作品がいいのでしょう?――


頃、きものを着る人がめっきり減りました。
京都生まれの西陣育ちのさとう(幸枝)にとっては寂しい限りです。
けれども大正・昭和の着物を生かして、きもの地の洋服をお洒落に着こなしている人たちを
しばしば見掛けるようになりました。
このことはやはり日本人の伝統的な女性文化が根強くよく残っている証といえるでしょう。 

日、5月22日〜5月29日まで、京都在住の前田美也子さんの「着物を洋服に」という
展示会を行ないました。
写真のような羽裏の派手なかわいい柄のアロハシャツのDMだったので、多くの新聞社の催し案内に写真入で紹介して頂いたお陰で大勢の方々に作品を見ていただくことが出来ました。
お客様の中には、たんすの中にたくさんねむったままの「お着物」をどのように利用たらよいか
模索し、どんな洋服が作られているのか研究に見えた方もおいででした。
又昔の着物でも色や柄がとてもモダンなものもあることに驚いている方もありました。

こで、前田さんの作品に大いに魅力を感じている私は、前田さんの作品に対する
思いをお尋ねしました。
前田さんは「着物の中でも昭和初期以前のもの、大正・明治ぐらいの着物を主に使用しています。其の当時の着物は職人が手間、暇をかけて制作しているので大げさに言わせていただければ、まさに日本の伝統文化(染織工芸)をあらわした布として面白い素材なのです。
羽裏の染色にしても、1つの文様を描くのに幾十枚もの型紙を使い、色を重ねていくので、色に味わいや深みが出ているのです。
そんな布(きもの)だから洋服にして着用すればあじわいがある、お洒落な洋服になるのです。

らに、そのきものをデザインするときは、そのきもの持つ素材や柄を十分活かせるように
考えて洋服を創作していることです。
だから≪「このきもので私の洋服を・・・」と依頼されると困るのです。素材や柄を十分活貸す
ことなく依頼者の意向に合わせなくてはならないからです≫
とこのようにお話になっていました。

−−−お伝えしたかった前田さんの作品の魅力を少しおすそわけ。−−−

今年初めてのコラムになりました。
お読み下さってありがとうございます。
お伝えしたいことはいっぱいあるのに、忙しさを理由に少し更新ができませんでした。
不定期更新のコラムですが、また覗いて見て下さいね。

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